ウン十七歳の地図

ただのオッサンの日記です

愛がすべて

愛がすべてなら、この世界は愛で出来ていることになるのか。

美しいものは、この世界にたくさん溢れている。

醜いものも、この世界にたくさん溢れている。

それらのすべてが愛なのか。

きれいな水とか輝く瞳とか。

憎しみとか妬みとか。

全部が愛の発露なのか。

悪魔は堕ちた天使だからなのか。

俺の欲望や嫉妬も、歪んだ愛の一形態なのか。

だとしたら、何故歪んでしまったの。

俺は何も知らない。

或いは、ほんの一部分しか見ていない。

それでも想像してみよう。

物事には理由があるはずだから。

それはきっと自分がいるから。

他者ではない自分を見つけてしまったから。

自分を守る術なんだ。

愛の形を変えてしまうのは。

愛に制限が無いからこそ、俺達は愛を勝手に解釈してしまうのかな。

解らないな。

だから、生きて、学んでいこうか。

愛の中で、愛を学ぶ。

先ずはそれに気付けばいい。