ウン十七歳の地図

ただのオッサンの日記です

与えるもの/受けとるもの

彼女の放ったコトバが、何かの破片のように俺の胸に刺さる。
少なくとも、刺さったと俺は感じている。

刺さったのはコトバ?
それとも他の何か?
本当に刺さってるのか?

単純に言うと、俺は嫌な思いをした。
多分、おかしな表情になっていたはず。

なんでそんな酷い言い方するんだろう。
その時俺はそう思っていた。

でも、言い返したりはしなかった。

言い返したりしたって、ロクな結果にならないだろう。

せいぜい自分を正当化するためにお互いを非難し合うのがおちだ。

そんなの、もっと嫌な気分になっちまう。

数分経つと、少し落ち着いてきた。

時間って意味があるな。

落ち着いて考えると、酷い言い方をしたと俺が思っているその人に、俺はたくさん嫌なことをしてきたことに気付く。

それが還ってきただけなのかな、って思ってみた。

与えたものしか手に入らない、って誰かが言ってた。

そうなのかもしれない。

だとしたら俺は阿呆。

自分で自分を苦しめてる。

そもそも、傷付いたり、嫌な思いをすることも、俺が自分自身にそれらを許した結果に過ぎない。

これは俺の世界。

すべては俺が許した幻だ。

簡単に小さな悪意や失望を生み出しているんだ。

ただ、俺はその幻を愛しちまってる。

だからもう少し優しくいようか。

幻の彼女にも。

世界をもう少しマトモな場所にするためにも。

無言のままの俺は、そんなことを考えていた。

時間と空間があるという、この世界で。

もしも何もかもがうまくいかなくなったとしたら、独りに戻るだけだと自分に言い聞かせながら。

俺にはまだ、見つめるだけの関係性があるんだな。

もう少し、あがいてみようか。

何のためかはよく解らなくても。

生まれて、生きているから。

次は何を受けとるだろう?

何を与えられるだろう?

COOKIE

"COOKIE"と言えば、尾崎の『誕生』というアルバムに収録されている曲でもあるね。

尾崎を好きになったのが、東京ドームでのライブ以降の活動休止中だったもんで、当時の俺はリアルタイム尾崎に興奮しながら『誕生』を聴いたもんですよ。

でも、そっちのクッキーじゃなくて。

職場のバイトのリトルガールがクッキーを焼いたらしく、プレゼントしてくれた。

美味しかったよ。ありがとう。

結構バイトの方が多い職場なんだけど、学生や主婦やフリーターの方や、いろんな人等と出逢えるのは嬉しいことだよね。

んで、クッキーはシールで留めた紙袋に入れてあって。

猫の柄の紙袋とシール。

ガールズがそういったかわいいものを自分で選んで、簡単な贈り物をするのって良いなあと単純に思ったんですね、俺は。

贈る方も、いただく方も嬉しいっていうか。

あ、なんか女の子って楽しそう、と思った。

きっと女の子でめんどくさいこともたくさんあるんだろうけど。

そんな風に感じながら、カフェオレでクッキーをパクつきました、というだけのconfessionの巻。

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仕事

仕事って大変だ。

仕事は大変じゃなきゃいけない、って盲目的な思考に洗脳されているかのようだ。

今日もハアハア言いながら働いてた。

「顔が疲れきってますよ」って言われるくらい。

嫌な思いをすることもあるし。

出来れば家にいて、好きな音楽でも聴いてたいなーとも思うけど。

少し落ち着いて考えれば、やっぱり働けるってありがたい。

良い出逢いもたくさんあるし。

嫌な事からも学ばせてもらえる。

仕事を通して初めて気付く、誰かの魅力もあったりする。その逆もだけど。

仕事を含めた世界をどんな風に見るかによって、気持ちって随分変わるよね。

始まりがあるから終わりがある。

今の毎日がずっと続く訳じゃない。

それでいいんだね。

終わりがあるからこそ、毎日を大切にしたいな。

滅茶苦茶当たり前なことか。

でも、それを忘れがちな俺達だよね。

また明日、頑張って働こうか。

みんなのために。自分のために。

JOY

昨夜俺は「喜びを選択しろ」みたいなことを書いた。

まるで俺が発言したみたいで偉そうだが、本で読んだだけのことです。

今日のほほんと労働しながら思ったんだけど、子ども達ってすごいね。

特に小さな子ども達に多いと思うけど、彼らは「喜びを選択」しているよね。

え、今更かって?

そう、今更気付きました。

小さい頃に持ってたはずの喜びを選択する力、なんで俺は失くしちゃったんだろう。

俺の胸の中の子どもはずっと歯痒かっただろうね。

ソンナニ心配シナイデ、笑オウヨ。

そんな風に伝えてくれていたのかも。

ごめんね。ありがとう。

でもまだ遅すぎる訳じゃないよね。

失くした訳でもないはず。

きっと何も失くしてなんかいないよね。

なんだかそう思えた今夜。

もう眠ろうか。

深く深く。

明日の朝、再び喜びを選ぶために。

本には書いてある

スピリチュアルな感じの本とかが好きです。

そんな感じのウン十七歳。

スピリチュアル本を読んでる俺を見ると、妻はイライラするらしい。

そんな感じのウン十七歳。

多分それは、読むだけで満足してしまって、実生活は何も変わらない俺にイライラしてるのかな、と推測したり。

まあ、妻ってのはだいたい夫にイライラするもんですよね(暴言)。

今日は子どもを迎えに行き、帰り待ちの車中でパラパラとスピリチュアル本を読んでいた。

「宇宙はあなたの味方」と書いてあった。

多分そうなんだろう。

「喜びを感じることだけをやれ」と書いてあった。

多分そうなんだろう。

いろんな本に同じように書いてあるしね。

それでも、「現実」が思ったように上手くいかない のは何でなんだろう。

これもよく書いてあるように、この世界が俺の意識の反映であるなら、原因は俺にあるのかな。

好きなFMを聴くために周波数を合わせる。

そんな感じで、自分の意識のチャンネルを愛や優しさに合わせたいな、

そうすればきっと上手くいくような気がする。

それが難しいと感じることも多いけれど、習慣付けてしまえば意外に簡単なのかもしれない。

自分を守るための術が、実は自分を縛っていたりもするけれど。

こころの流れを感じて、それに乗っていきたいな。

この幻みたいな世界で、たくさんの愛しさに出逢っていきたいよ。

やっぱり、本には良いことも書いてあるよね。

当たり前か。

New World

今夜はBUCK-TICKの"New World"を聴いた。

仕事に疲れてきた夕方くらいに勝手に脳内再生されたのが、「夜空にきらめく星屑綺麗ね」って部分。

なんで、仕事を終え、家に帰り、水筒を洗いながらスマホで聴いてみた。

お風呂に入り、夕飯を食べて、またスマホで聴いてみた。

YouTubeですが。

良い曲だなー。なんか気持ちいい。

最近の曲かと思ったら、もう2、3年前のなんですね。

その程度の、ファンとも言えないレベルですが、BUCK-TICKは好きです。

最初に"JUST ONE MORE KISS"で知った時はなんも興味無かったけど。
なんかスカスカしてんなーくらいに思ったような気がする(さーせん)。

次に、中学生か高校生の頃に、"DARKER THAN DARKNESS"の新聞広告を見て、なんかかっけータイトルだなーと思ったのを覚えている。

その後、高校か大学の時に友人のナカヤマがカラオケで歌う"die"を聴き、スゲーいい曲だなあと思ったりしていた。

んでもって、俺が若かりし頃にグランジか流行っていて、Pearl Jam格好いいなーなんて俺も思ってるある日、「これが俺達のグランジへの回答だ」みたいなことをギタリストの方が言ってたのが"唄"でしたね。
あのアルバムは持っていて、好きだったな。
今でもたまに聴きます。

詳しいサウンドのこととかはわからんが、櫻井さんの詞が良いね。

わかりやすく宗教チックで。
でもなんか宮沢賢治みたいで。
俺好みです。

「悲しいことは何もない」とかね。
「何故生まれた」とかね。

もう20年も前のアルバムのことを言ってもしゃーないのかもだけど。

でも、今でもBUCK-TICKは格好良いね。
ずっとキャリアを積んできたからこそ、ますます良い。

俺にはそう思える。

そんな今夜、俺は聴きたくなり、そして聴いた、というだけの話。

"New World"を聴いた夜のこと。


寝る前にも1回聴こうかな。

愛がすべて

愛がすべてなら、この世界は愛で出来ていることになるのか。

美しいものは、この世界にたくさん溢れている。

醜いものも、この世界にたくさん溢れている。

それらのすべてが愛なのか。

きれいな水とか輝く瞳とか。

憎しみとか妬みとか。

全部が愛の発露なのか。

悪魔は堕ちた天使だからなのか。

俺の欲望や嫉妬も、歪んだ愛の一形態なのか。

だとしたら、何故歪んでしまったの。

俺は何も知らない。

或いは、ほんの一部分しか見ていない。

それでも想像してみよう。

物事には理由があるはずだから。

それはきっと自分がいるから。

他者ではない自分を見つけてしまったから。

自分を守る術なんだ。

愛の形を変えてしまうのは。

愛に制限が無いからこそ、俺達は愛を勝手に解釈してしまうのかな。

解らないな。

だから、生きて、学んでいこうか。

愛の中で、愛を学ぶ。

先ずはそれに気付けばいい。